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りょうの果てしなき日記

ブログではなく単なる個人の日記なので、S/N比が非常に悪いのはあしからずー。

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ToDo:


2013-02-20

_ 『「離れた場所でも一緒にネット〜TAYORI〜」を体験しよう!』ブロガーイベントに参加してきた

スライド 軽食 TAYORIは手元のPCの画面を遠隔地のTVに映し出せる機器で、例えば親に写真を見せたい時とかそんなシーンで利用するものとのこと。サイレックス・テクノロジー社とNTT西日本とで企画・開発している。
私の興味としては、両方がNAT配下にある場合に、どうやって通信しているのかだった。これは、一旦サーバを介してランデブーさせて、その後はP2P通信を行っているとのこと。NAT越えにはUPnPを利用しているそうで、こういった機器としては頑張ってるなって思った。時間があるときにキャプってみることにしよう。自宅内での接続は出来ないって言ってたのは、多分ヘアピン経路の通信になってしまうからなんだろうなと思うが、これは仕方ない。(ね、だからアピン対応してって口うるさく言ってるんですよー>ルータメーカさんとISPさん)
機器の仕組みとしては、P2Pで接続できるUSBデバイスサーバだった。画面をミラー出来るビデオデバイスとオーディオデバイス、その他マウスなどのUSB機器を使うことが出来る。なので、USBのプリンタを接続しての遠隔プリントアウトなどといった芸当も可能だ。
必要なネットワーク帯域は、簡単な動画を再生したところでは、1〜2Mbpsといったところ。デモ環境(LAN内)で遅延は体感で100〜200ms程度かな。なかなかの低遅延だと思う。画像が激しく動くと、プログレッシブJPEGみたいに補間されていく感じかな。
仕組みを分かってしまえば単純な製品で、リモートデスクトップに比べてのアドバンテージは少ない。強いてメリットと言えば、PCレスと接続さえすれば基本的には設定不要な点だろうか。マニュアルは非常に分かりやすく書かれていて、ケーブルアレルギーでさえなければ3本くらい繋ぐだけで利用することが出来る。番号の書かれた紙以外は入れないで、CDROMやオンラインマニュアルにすればもっと良かったんじゃないかなと思う。あとケーブル自体にも番号を付けてあったらベストだったと思う。
TAYORIの設定は不要と謳っているが、Webベースの管理ページが用意されているので、固定IPとか振ることも出来る。こうすればLAN内でも使えるようになりそう。今回の体験会もそんな設定になってたし。
現在のTAYORIで出来ないことは、TAYORI側からの接続、複数台の同時接続(TAYORI側、PC側それぞれ)、TAYORIを介しての通話、スマホとの連携あたり。ここら辺が出来るようになると遠隔監視とかに使えるようになって面白いのになと思う。通話に関しては、同一PC上の音声デバイスを繋げられるソフトがあれば実現できそう。NTT西日本は嫌がるかもしれないけど、こういったこの機器ならではのアプリケーションソフトが出てくれば、ヒットするんじゃないかなぁと思う。SDKとか公開して、一般の人がアプリ開発に参加できるようにすれば良いのに。今はこういった開発コミュニティが大事だと思う。
あと、IPv6に対応しているところは個人的にはポイント高い。
そして、今回のイベントでは軽食が出たのでおいしくいただきました。ごちそうさまです(^_^)。

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