ブログではなく単なる個人の日記なので、S/N比が非常に悪いのはあしからずー。
ToDo:
先日、最新のエアコンの話が聞けるとのことで、『三菱電機・霧ヶ峰ブランド体験会』に参加してきた。
まず初めに製品プレゼンテーションがあり、FZシリーズの開発時の『二つの壁』について説明があった。
一つ目が『暑がりさん、寒がりさんの共存』で、図のようなありがちな状況のことを指している。
FZシリーズでは、新しいムーブアイでこの二人を判別出来るようにして、また従来のラインフローファンから新しいパーソナルツインフローという構造に変更することで二か所別々の風量で送風できるようにして、この壁を解決したそうだ。
二つ目が『既存技術の限界』で、これは図のように消費電力量の削減が難しくなっていることだ。
FZシリーズでは、パーソナルツインフローでモーター効率が良くなったのと、熱交換器をW字型に配置することで効率良く伝えることができるようになったため、最近の5年分の進歩を1年で遂げることができたそうだ。
続いて、霧ヶ峰開発担当者によるクロストークがあり、FLシリーズについてはこちらで触れられた。
FLシリーズはコンセプトモデルありきで開発がスタートしたそうだ。図のような前面にフラップの無いモダンなモデルで、これを実現するために開発したのがインナーフラップ構造とのこと。
続いて、エアコン解体ショーが開催された。解体したのはパーソナルツインフローのFZシリーズ。
これが見ていて楽しいのに加え、構造が非常に分かりやすかった。
続いて個別体験会・撮影会の時間が用意されていた。
暑がりさん、寒がりさんを判定できるようにしたムーブアイ極の展示があり、こんな感じでセンシング能力を高めているらしい。
エアコンの中身なんて普段はなかなか見る機会が無いのと、ファンの構造を変えるというイノベーションが起きた機会に、こうやって詳しく説明してもらえたのがとても良かった。この構造がこの先どう進化していくかが楽しみだ。
そして、テーブルにはFZシリーズのパーソナルツインフローをイメージしたお弁当が用意されていた。ボリュームがあり、とても美味しかった。ごちそうさまでした!